戦国時代– tag –
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伏見城、落つ 鳥居元忠が自刃 京畿の要衝炎上、東西決戦前夜の楔
【山城・伏見 9月8日】 本日、伏見城が奉行衆の総攻撃を受けて陥落し、守将・鳥居元忠は本丸に火を放って自刃した。城下は黒煙に包まれ、門櫓と多聞は炎上。攻囲はここ... -
小山で軍議、内府衆ここに結集 家康、会津追討を中止し西上を決断
【下野・小山 9月2日】 昨日9/2、下野国小山の陣所で徳川家康が関東・奥羽・東海の諸大名を集め、去就を定める軍議を開いた。会津の上杉討伐を続けるか、あるいは大坂で... -
徳川家康が江戸から会津に向け出陣
【江戸 8月30日】 関白・豊臣秀吉の命により関東へ国替えとなった徳川家康(48)が本日、江戸城へ正式に入城した。小田原北条氏を滅ぼした後、家康には旧北条領の広大な... -
豊臣政権、刀狩令を発布 百姓から武具没収し一揆抑止へ
【大坂城 8月29日発】 関白・豊臣秀吉は本日、全国の百姓から刀・槍・弓などの武具を没収するよう命じる「刀狩令(かたながりれい)」を発布した。農民の一揆や土豪の蜂... -
宇喜多秀家勢、伏見攻囲に本格合流/東国は前日、秀忠が会津へ進発
【京・江戸】大坂に拠る上方衆は、宇喜多秀家の大隊を伏見城前線へ加え、包囲線の建て直しと兵糧・弾薬の前送を加速した。秀家自ら社参して士気を鼓舞したとの報もあり... -
毛利輝元、大坂城へ入城 西軍、丹後へ進発/伏見攻囲いよいよ本格化
【大坂・京・丹後】 慶長五年七月十九日(1600年8月27日)、毛利輝元が大坂城に入り、上方の諸将に推挙されて西軍の総大将に座した。これに先立ち、十八日(8/26)夜か... -
三成、豊国社へ参詣 上方衆、伏見へ進発—城内は籠城体制を固める
慶長五年七月十八日(1600年8月26日)、石田三成は阿弥陀ヶ峰の豊国社(豊国神社)に詣で、太閤秀吉の社前で戦勝祈願を済ませた。前日の三奉行による「内府ちがひの条々... -
「内府ちがひの条々」布告、人質をめぐり細川邸で惨事—毛利勢、西之丸へ
【大坂発】 慶長五年七月十七日(1600年8月25日)。大坂城下では、三奉行(前田玄以・増田長盛・長束正家)が、内府・徳川家康の専断を列挙して糾す檄文「内府ちがひの... -
肥後国に南蛮船漂着 大友宗麟へ珍種「カンボジア由来の瓜」の種贈る
【肥後国沿岸 8月18日】 九州西部の海岸に昨日、異国の船が漂着した。乗り合わせていたのはポルトガル人の一行で、現地領主の大友宗麟に対し、珍しい作物の種を贈... -
槇島城、義昭降伏 京を追放され将軍職失う
【宇治・槇島城 8月15日】 宇治の槇島城に立て籠もっていた将軍・足利義昭が本日、織田信長軍に包囲され降伏した。義昭は所領を没収され、京からの退去を命じられ...