【東京 12月26日】
プロ野球界に新たな時代の幕が開いた。今季オフにロッテオリオンズから中日ドラゴンズへ移籍した落合博満内野手が、本日までに来季契約を更改し、年俸1億円に到達したことが明らかになった。これは日本人プロ野球選手として史上初の1億円プレイヤー誕生となる。
落合は今季、三冠王を獲得するなど打撃面で圧倒的な成績を残し、球界屈指の強打者としての評価を不動のものとしていた。移籍を巡っては複数球団が関心を示す中、中日が大型契約を提示。年俸の大台突破は、選手の実績と市場価値を正面から反映した結果といえる。
これまでプロ野球界では、高額年俸に慎重な姿勢が続いてきたが、今回の契約はその流れを大きく転換する象徴的出来事となった。関係者からは、「選手の能力と成果が正当に評価される時代に入った」との声も上がっている。
落合本人は契約更改後、「期待に応える結果を出すだけ」と静かに語り、来季への決意を新たにした。1億円プレイヤーの誕生は、プロ野球の興行価値や選手評価の在り方に大きな影響を与えるとみられ、今後の年俸交渉の指標となることは確実だ。
— RekisyNews スポーツ面 【1986年】
