【東京 11月28日】
本日、日本プロ野球のコミッショナー委員会は、西鉄ライオンズの投手・永易将之に対し、「永久追放」処分を科すと正式に発表した。これは、選手による八百長行為が発覚した「黒い霧事件」において、最初の厳罰措置であり、日本プロ野球史上初の永久追放処分となった。
永易投手は、1968年から1969年にかけて、複数の試合で八百長行為に関与していたことを自ら供述。さらに、同僚選手らを巻き込む形で八百長を持ちかけた事実も確認され、野球界の倫理規定に照らして極めて重大な違反と判断された。
コミッショナー事務局は、「プロ野球の信頼を著しく損ない、看過できない行為である」として、再登録を一切認めない永久的排除措置を決定。今後の処分対象となる選手・関係者についても調査を進めていく構えを見せている。
一連の「黒い霧事件」は、西鉄ライオンズを中心に多くの関係者を巻き込み、プロ野球界全体の透明性と公正さが問われる事態となっている。今後も、関係各所で調査が続けられ、追加の処分が下される可能性も高まっている。
プロ野球選手にとっての「永久追放」は、競技生命の終焉を意味する最も重い処分であり、その適用が現実となった今回の決定は、関係者とファンに強い衝撃を与えている。
— RekisyNews スポーツ面 【1969年】
