【東京 11月26日】
本日、日本のプロ野球界は大きな転機を迎えた。戦後の再建期を経て活動を続けてきた日本野球連盟が正式に解散し、新たに「太平洋野球連盟(パシフィック・リーグ)」の結成が発表された。セントラル野球連盟(セ・リーグ)との二大体制に移行することで、より組織的で魅力あるリーグ戦の実現を目指す。
太平洋野球連盟は、既存の南海ホークス、毎日オリオンズ、大映スターズなどに加え、新球団「西鉄クリッパース」の創設も同時に発表された。西鉄は九州・福岡を本拠地とする球団で、地元鉄道会社の西日本鉄道が母体となる。チームカラーや監督人事など詳細は今後発表される予定だが、既に多くの注目を集めている。
今回の再編は、戦後の混乱の中でプロ野球界の安定性と発展性を求めた議論の結果であり、かねてより「1リーグ制の限界」が指摘されていた背景を受けたもの。特に試合数や興行の過密化、球団経営の不均衡などが課題とされていた。
なお、セントラル野球連盟には読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、大阪タイガースなどが所属しており、今後は「セ・パ両リーグ制」による競争と均衡を重視した運営が行われることになる。
プロ野球ファンにとっても歴史的な日となった今回の再編。来季以降の公式戦、そして将来的な日本一決定戦などの構想にも期待が高まる。
— RekisyNews スポーツ面 【1949年】
