【シカゴ 10月3日】
ワールドシリーズ第3戦が本日、シカゴ・ホワイトソックスの本拠地コムスキー・パークにて開催され、敵地ながらもシンシナティ・レッズが勝利を収め、シリーズ通算3勝0敗とした。
この試合で、シンシナティのドルフ・ルケ投手が8回から登板し、ラテンアメリカ出身選手として初のワールドシリーズ出場を果たすという快挙を成し遂げた。
ルケ投手はキューバ出身の右腕で、鋭いカーブと精密な制球力を武器に、今季レッズの投手陣の一角を担ってきた。試合では2イニングを投げ、ホワイトソックス打線を無得点に抑える安定した投球を見せ、勝利の流れを保った。
本シリーズは、アメリカン・リーグ覇者ホワイトソックスとナショナル・リーグのレッズが激突する注目の頂上決戦。中でもルケの登板は、野球界の国際化を象徴する出来事として、多くの関係者の注目を集めている。
観客の中には、「これからは中南米からも一流の選手が続々と現れるに違いない」と期待の声も聞かれた。キューバ出身のルケがメジャーで活躍する姿は、新たな時代の到来を感じさせる瞬間となった。
なお、今シリーズでは複数の試合で不可解なプレーや失策も見られ、現地の記者の間ではその“異常さ”が密かに話題となっている。
その真偽は今のところ不明だが、今後の試合展開に一層の注目が集まることは間違いない。
— RekisyNews スポーツ面 【1919年】