【東京 2月16日】
本日、都市対抗野球大会などを主催してきた関係団体を母体として、日本社会人野球協会が正式に発足した。戦後の混乱期を経て、企業チームを中心とする社会人野球の運営体制を整備し、競技の発展と健全化を図ることが目的である。
社会人野球は各地の企業・官公庁チームが参加し、都市対抗野球大会をはじめとする大会で多くの観衆を集めてきた。しかし、統一的な運営組織の不在や大会規定の整備不足などが課題となっていた。新協会の設立により、選手登録や大会規則の統一、審判制度の整備などが進められる見通しである。
発足式では、関係者が「社会人野球は戦後復興の象徴の一つであり、働く人々に勇気と希望を与える存在である」と抱負を述べた。今後は全国組織として競技力の向上を図るとともに、アマチュア野球全体の発展にも寄与する方針だ。
企業と地域を結ぶスポーツとして根付いてきた社会人野球は、新たな体制のもとでさらなる飛躍を目指すことになる。
— RekisyNews スポーツ面 【1949年】
