【グルノーブル 2月6日】
本日、フランス南東部のアルプス山麓に位置するグルノーブルにおいて、第10回冬季オリンピック大会が開幕した。開会式は市内特設会場で行われ、開催国フランスの選手団をはじめ、各国から集まった選手たちが雪と山に囲まれた舞台に堂々と入場した。大会は今月18日までの13日間にわたり開催される。
今大会には、ヨーロッパ、北米、アジアなど世界各地から選手が参加し、スキー、スケート、アイスホッケーなど冬季競技の各種目で熱戦が繰り広げられる予定である。アルプスを背景にした競技会場は最新の設備が整えられ、冬季競技の発展を象徴する大会になると期待されている。
開会式では、近代的な演出とともにフランス文化を前面に出した式典が展開され、観衆から大きな拍手が送られた。大会関係者は「技術と自然が調和した冬季大会」として、国際的な注目を集めることを目指している。
日本からも選手団が参加しており、前回大会での経験を踏まえ、各競技での健闘が期待されている。特に雪質やコース特性への適応が成績を左右するとみられ、現地入りした選手たちは早くから調整を進めてきた。
冷戦下の国際情勢を背景に、スポーツを通じた各国の競い合いと交流の場としての意義も大きい。グルノーブルの街は大会ムードに包まれ、世界の視線はしばらくこのアルプスの都市に注がれることになりそうだ。
— RekisyNews スポーツ面 【1968年】
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