【東京 1月31日】
本日、球界に激震が走った。大学野球界の大物投手として注目を集めてきた 江川卓 が阪神へ入団した直後、同日中に 小林繁 との交換で巨人へ移籍することが発表された。異例の即日成立となったこの一連の動きは、関係者の想定を超える展開として大きな波紋を広げている。
江川を巡っては、ドラフト制度の運用をめぐり各球団の思惑が交錯し、長期にわたる混乱が続いていた。阪神入団の報が伝えられた直後、交換による移籍が即座に決まったことは、制度の隙間を突いた前例のない対応として受け止められている。
一方、放出される形となった小林は、これまで巨人の先発陣を支えてきた主力投手であり、阪神にとっては即戦力の補強となる。球団関係者は「双方にとって戦力均衡を図る判断」と説明するが、ファンの間では賛否が分かれている。
この日、都内では報道陣が球団事務所に詰めかけ、球界の信義と制度の在り方を問う声も相次いだ。今回の一件は、今後の選手獲得や運営の在り方に大きな影響を及ぼす出来事として、長く語り継がれることになりそうだ。
— RekisyNews スポーツ面 【1979年】
