朝青龍、横綱昇進決定 外国人3人目、モンゴル出身で初

【東京 1月29日】

大相撲の大関・朝青龍の横綱昇進が、本日、日本相撲協会の番付編成会議で正式に決まった。朝青龍は昨年九州場所から今月初場所にかけて2場所連続優勝を果たし、内容面でも圧倒的な強さを示したことが評価された。外国人力士としては3人目、モンゴル出身としては初の横綱誕生となる。

今場所の朝青龍は、立ち合いの鋭さと前に出る圧力で主導権を握り、難敵を次々と退けた。土俵際の勝負強さに加え、寄り・投げを自在に織り交ぜる相撲で観衆を沸かせ、横綱昇進の条件とされる成績と内容を兼ね備えたと判断された。関係者は「勝ち切る精神力が際立っていた」と口をそろえる。

朝青龍はモンゴルの草原で育ち、日本に渡って以降、急速に番付を駆け上がってきた。異国での修業は容易ではなかったが、稽古量と研究を重ね、短期間で角界の頂点に到達した。今後は横綱としての品格と責任が一層問われるが、本人は「重圧を力に変え、強い相撲を続けたい」と決意を語っている。

新横綱の誕生は、角界の国際化を象徴する出来事でもある。土俵の伝統を守りつつ、多様な背景を持つ力士がしのぎを削る時代に、朝青龍がどのような横綱像を示すのか。春場所に向け、期待と注目が高まっている。

— RekisyNews スポーツ面 【2003年】

アイキャッチ画像 Arcimboldo / Eckhard Pecher – 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6854458による

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