【東京 1月27日】
大相撲初場所(両国国技館)は本日千秋楽を迎え、東大関の曙が堂々の優勝を果たした。圧倒的な体格と突き押しを武器に終始安定した相撲を見せ、優勝争いを主導した結果、初場所を制する快挙となった。
曙はアメリカ・ハワイ州出身。外国出身力士として異例のスピードで番付を駆け上がり、大関昇進後も着実に実績を積み重ねてきた。今場所では、立ち合いの鋭さと前に出る圧力が際立ち、横綱・大関陣との対戦でも力強さを存分に示した。とりわけ終盤の一番一番は、優勝への執念と責任感がにじむ内容で、観客の大きな喝采を浴びた。
この優勝により、来る三月場所での横綱昇進が確実視されている。実現すれば、外国人力士として史上初の横綱誕生となり、大相撲の長い歴史に新たな一頁を刻むことになる。角界関係者の間でも、その影響は競技面にとどまらず、国際化が進む大相撲の象徴的出来事として語られている。
曙の躍進は、相撲界の伝統を守りつつも新たな時代へ進む転換点と受け止められており、三月場所への期待は日増しに高まっている。
— RekisyNews スポーツ面 【1993年】
アイキャッチ画像 Photojpn.org – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=131644131による
