【東京 1月25日】
大相撲初場所千秋楽を前に、日本相撲協会は本日、東大関・朝青龍の横綱昇進を正式に決定した。朝青龍は前場所の九州場所に続き、今場所も優勝を果たし、横綱昇進の内規とされる「大関で二場所連続優勝」を満たした。
モンゴル出身の朝青龍は、鋭い立ち合いと前に出る圧力、加えて多彩な技を武器に今場所も安定した相撲内容を見せ、終盤まで優勝争いを主導した。取り口の厳しさと勝負への執念は、場所を通じて際立っており、横綱にふさわしい力量を示したとの評価が相次いだ。
外国出身力士の横綱昇進は、曙、武蔵丸に続いて3人目となる。相撲協会内では品格や態度をめぐる議論もあったが、成績の充実と土俵上での圧倒的な存在感が昇進決定の決め手となった。これにより、朝青龍は第68代横綱として角界の頂点に立つことになる。
新横綱誕生は、長引く横綱不在の状況に区切りをつけ、角界全体に新たな緊張感をもたらす。今後は成績のみならず、言動や立ち居振る舞いも含め、相撲界の象徴としての重責が課されることになる。
— RekisyNews スポーツ面 【2003年】
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