【シャモニー 1月25日】
フランス東部アルプス山麓の保養地シャモニー=モンブランで、本日、史上初となる冬季オリンピック競技大会が開幕した。大会は2月5日までの12日間にわたり開催され、氷雪競技に特化した国際的な総合大会として新たな一歩を刻む。
本大会は当初、「国際冬季スポーツ週間」として企画されたが、国際オリンピック委員会(IOC)の後援のもと実施され、後に第1回冬季オリンピックとして正式に位置づけられることになる。参加国は欧米を中心に16か国、選手数はおよそ300人に達した。
競技種目にはスピードスケート、フィギュアスケート、アイスホッケー、ボブスレー、ノルディックスキーなどが含まれ、氷と雪を舞台にした競技の魅力が一堂に会する。アルプスの厳冬の中、各国選手が技術と体力を競い合う光景は、多くの観客の関心を集めている。
この大会の開催は、夏季大会に比べ発展途上であった冬季競技を国際舞台へ押し上げる試みであり、オリンピック運動の裾野を大きく広げる画期的な出来事といえる。シャモニーの名は、今後、近代スポーツ史において特別な意味を持つ地名として記憶されるだろう。
— RekisyNews スポーツ面 【1924年】
