【横浜 1月16日】
本日、横浜市内に日本で初めてとなるアイススケート場(氷すべり場)が開設され、来場者に向けて営業を開始した。開港以降、西洋文化の受け入れが進む横浜において、今回の施設開設は新たな娯楽の到来として注目を集めている。
この氷すべり場は、主に在留外国人の間で親しまれてきた氷上遊戯を、日本人にも紹介する目的で整備されたものとされる。氷結した滑走面の上を鉄製の靴で滑走する様子は、これまで国内ではほとんど見られなかった光景であり、見物に訪れた市民からは驚きの声が上がった。
開設初日には、外国人居留地関係者に加え、日本人の見学者も多く詰めかけ、係員の指導のもとで試し滑りを行う姿が見られた。運営側は、安全面に配慮しながら段階的に利用者を増やしていく方針を示している。
文明開化の象徴ともいえる今回の氷すべり場は、運動と娯楽を兼ね備えた新風として、今後ほかの都市へも広がる可能性がある。横浜発のこの試みが、日本の余暇文化にどのような影響を与えるか、関係者の関心が集まっている。
— RekisyNews 文化面 【1876年】
