【東京 1月6日】
本日、東京競馬場で、競馬界を席巻した名馬ハイセイコーの引退式が行われた。スタンドを埋めた多くのファンが見守る中、ターフに姿を現した名馬に大きな拍手と歓声が送られ、熱狂の時代に一つの区切りが刻まれた。
ハイセイコーは地方競馬から中央競馬へ移籍後、破竹の連勝で注目を集め、圧倒的な存在感で競馬人気を押し上げてきた。勝敗を超えて人々の心をつかんだ走りは、世代や競馬経験の有無を問わず支持を広げ、競馬を国民的娯楽へ押し上げた象徴と評されている。
引退式では関係者から功績が紹介され、ファンに向けて感謝の言葉が述べられた。場内には惜別の空気が広がり、最後の周回ではカメラのフラッシュが相次いだ。競馬関係者は、一頭の馬が生んだ社会的影響の大きさを改めて実感したと語る。
年初に行われたこの引退式は、競走生活の終幕であると同時に、次代へ語り継がれる物語の始まりでもある。名馬の記憶が競馬文化に刻まれ続けるか、その余韻は長く残りそうだ。
— RekisyNews スポーツ・競馬面 【1975年】
