【東京 1月5日】
東京の日本大相撲協会は本日、大阪を拠点とする大阪大角力協会を合併したと発表した。長く並立してきた東西の団体が統合され、相撲界は全国的な一本化へ大きく舵を切ることになる。
合併により、番付編成や興行運営は東京側を中心に統一され、力士の移籍や取組編成の調整が進められる見通しだ。関係者は、重複していた制度や運営の整理が進むことで、興行の安定と競技水準の向上が期待できるとしている。大阪側の伝統や人材についても、今後の運営に反映される方針が示された。
背景には、近年の興行環境の変化や運営コストの増大がある。東西で別々に大会を行う体制は負担が大きく、統合によって効率化を図る狙いがあったとみられる。識者の間では、相撲を国民的競技として持続させるための現実的判断との評価が出ている。
年初に実現した今回の合併は、力士の活躍の場を広げ、観戦機会の拡充にもつながる可能性がある。相撲界の近代化と統一運営がどのような成果を生むのか、今後の興行と番付の行方が注目される。
— RekisyNews スポーツ面 【1927年】
