【大阪 12月31日】
本日未明、大阪市内の浪速少年院で、収容中の少年らが鉄格子を切断し、計26人が集団で逃走する事件が発生した。年末の静けさを破る異例の事態に、周辺地域は一時騒然となった。
関係者の説明によれば、少年らは事前に隠し持っていた金鋸を用い、居室の鉄格子を少しずつ切断して脱出したとみられている。深夜帯で監視の目が手薄になる時間を狙った計画的な行動で、複数人が役割を分担していた可能性も指摘されている。脱走が判明したのは巡回時で、職員が異常に気づき通報した。
警察は直ちに捜索態勢を敷き、周辺道路や駅で警戒を強化した。逃走者の中には未成年者が多く含まれており、保護と安全確保を最優先に行方を追っている。近隣住民からは不安の声が上がる一方、「早く無事に見つかってほしい」との声も聞かれた。
少年院側は、施設管理や収容体制に不備がなかったかを検証するとしている。今回の事件は、矯正・保護の在り方を改めて問うものとなった。再発防止と指導体制の強化が急務となりそうだ。
— RekisyNews 社会面 【1949年】
