文部省、全国学校に身体検査の実施を訓令

【東京 12月28日】

文部省は本日、全国の各種学校に対し、毎年4月に生徒の活力検査、いわゆる身体検査を実施することを求める訓令を発した。これは近年進められている近代教育制度の整備の一環であり、児童・生徒の健康状態を把握し、学業に適した身体の発育を促すことを目的としている。

訓令では、身長や体重、胸囲などの測定を通じて成長の度合いを記録し、異常が認められた場合には早期に対応することが求められた。背景には、徴兵制度の開始以降、国民の体格や健康状態への関心が高まっている事情があるとみられる。

学校教育において知育のみならず、身体の鍛錬と健康管理を重視する姿勢が、今後さらに制度として定着していく見通しである。

— RekisyNews 教育面 【1888年】

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