ウェストミンスター寺院から「スクーンの石」消える スコットランド人学生が関与

【ロンドン 12月25日】

英国王室の戴冠式で用いられてきた象徴的な石、「スクーンの石」が本日未明、ロンドンのウェストミンスター寺院から持ち去られていたことが明らかになった。警察当局の発表によれば、関与したのはスコットランド出身の学生らとみられ、現在行方を追っている。

スクーンの石は、1296年にイングランド王エドワード1世によってスコットランドから運び出されて以来、英国王の戴冠式に欠かせない存在とされてきた。厳重に保管されていたはずの同石が失われたことで、王室関係者や政府内に大きな衝撃が走っている。

関係筋によると、犯行は計画的に行われた可能性が高く、スコットランドの民族的象徴を取り戻す行為として政治的意味合いを含むとの見方も出ている。一方、政府は「いかなる動機であれ、文化的遺産の破壊・窃取は許されない」として厳正な対応を示唆した。

クリスマスの日に起きたこの事件は、英国内の統合と歴史認識を改めて問い直す出来事となりそうだ。警察は国内外に捜索網を広げ、早期回収を目指すとしている。

— RekisyNews 社会面 【1950年】

アイキャッチ画像 Bubobubo2 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7804743による

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