【モスクワ 12月18日】
本日、モスクワで開催中のソビエト連邦共産党第14回大会において、スターリン書記長が主張してきた「一国社会主義」の路線が正式に採択された。これは、革命後の国家建設をめぐる方針を明確にするものであり、党内外に大きな影響を与える決定となった。
大会では、社会主義は諸外国での革命の成否に依存せず、ソ連一国の枠内でも建設可能であるとの見解が強調された。スターリンは演説の中で、工業化の推進と農業の集団化を通じ、国内の経済基盤を固める必要性を訴え、出席代議員の多数の支持を得た。
これに対し、国外革命との連動を重視する立場からは慎重論も出されたが、最終的には大会決議として新路線が承認された。今回の採択は、党内の路線対立に一定の区切りを付けるものと見られ、今後の国家運営が内政重視へと大きく転換することを示している。
大会関係者の間では、この決定が経済計画や統治体制に及ぼす影響について議論が続いており、ソ連の進むべき道を左右する重要な節目として受け止められている。
— RekisyNews 政治面 【1925年】
