【東京 12月13日】
国会内で前代未聞の不祥事が起きた。大蔵大臣の 泉山三六 氏が本会議の会期中、国会内食堂で泥酔し女性議員に悪態をついたうえ、身体に触れるなどの不適切行為をした ことが本日明らかになり、政界に大きな衝撃が走っている。泉山氏は責任をとって翌14日付で辞職する意向を示し、事実上の引責辞任となった。
関係者によれば、泉山氏は昨夜、国会内の食堂で同僚議員らと酒席をともにしていたが、次第に泥酔状態となり、近くにいた女性議員に執拗に絡んだという。目撃した職員は、「酔いがひどく、場の空気が一気に凍りついた」と語り、周囲が制止に当たったものの騒ぎは収まらなかった。
女性議員は即座に抗議し、複数の議員が泉山氏の行動を問題視して与党幹部に報告。事態を重く見た政府と与党首脳は、今朝早くから協議を行い、泉山氏に辞職を促したとされる。泉山氏は報道陣に対し、「ご迷惑をおかけしたことを深く反省している」と述べ、非を認めた。
国会内では、「品位を欠く行為で議員としての自覚が足りない」「大臣として到底看過できない」といった非難が相次いだ。野党は追及姿勢を強めており、「政権の管理能力が問われる問題だ」と政府の責任を追及する構えだ。
一方で、今回の事態を受け、議会運営における酒席のあり方を見直すべきだという声も出ている。ある女性議員は、「職務中の飲酒が常態となっている現状を改める契機にすべき」と語り、制度的な規律強化を求めた。
重責を担う蔵相の不祥事は、戦後復興に向けて財政再建が急務となる中での大きな打撃であり、政権にとっても痛手となりそうだ。
— RekisyNews 政治面 【1948年】
