【カリブ海沖 11月3日】
本日、ジェノヴァ出身の航海者クリストファー・コロンブスが率いる探検艦隊が、カリブ海航行中に新たな島を視認。日曜に発見されたことにちなみ、島は「ドミニカ(Domenica)」と命名された。
これは、コロンブスの第2回航海の途上での出来事であり、昨年1492年の新大陸到達に続く重要な発見と位置づけられる。今回の航海には17隻の船とおよそ1200人の乗員が同行し、西インド諸島一帯の調査と植民拠点の設置が主要目的となっている。
今回視認されたドミニカ島は、緑豊かで険しい地形を持ち、先住民の姿も確認されているという。コロンブスは日誌に「その地は雲に覆われ、他の島々よりも険しく、まだ人の手が入っていない神秘的な印象を与えた」と記した。
この発見は、スペイン王室が支援する探検事業の成果として大きな意義を持つと同時に、先住民との今後の接触や占有をめぐる課題も含んでいる。ヨーロッパ諸国では、さらなる領土獲得を巡る動きが活発化する可能性がある。
— RekisyNews 探検面 【1493年】
