【ロサンゼルス 3月22日】
真珠湾攻撃後の排日感情が高まる中、カリフォルニア州ロサンゼルスの日系人住民たちが本日、カリフォルニア東部のマンザナー仮収容所(戦時転住センター)への強制移動を開始した。これはフランクリン・ルーズベルト大統領が署名した「大統領令9066号」に基づく措置であり、敵性外国人と見なされた日系人たちが、住み慣れた家と財産を捨てて不毛の荒野へと追いやられる事態となっている。
本日、第一陣として約1,000名がバスや列車に分乗し、ロサンゼルスを去った。彼らに許された荷物は、自分の手で運べる分だけである。マンザナーは急造された木造のバラックが並ぶ乾燥地帯であり、周囲は鉄条網と武装した兵士によって監視されている。
収容される人々の多くは、アメリカに忠誠を誓う米国市民権保持者(二世)である。国家の安全という名の下に、特定の人種を標的としたこの大規模な強制隔離は、自由と民主主義を標榜するアメリカ合衆国の歴史に、拭いがたい汚点と深い苦悩を刻み込んでいる。
— RekisyNews 社会面 【1942年】
