【釜山 2月16日】
本日、釜山発ソウル行きの韓国旅客機DC-3型機「滄浪号」が武装犯によって進路を変更させられ、北朝鮮へ強制的に着陸させられる事件が発生した。
同機には乗客および乗員あわせて30名余りが搭乗していたとされる。飛行中に武装した人物が操縦室を制圧し、機体は南側の予定航路を外れ北方へ向かった。韓国当局は直ちに事態を把握したが、空中での対処は困難であった。
機体はその後、北朝鮮側の空港に着陸。乗客および乗員は拘束状態となった。韓国政府は強く抗議するとともに、外交ルートを通じた交渉を開始している。
当局によれば、これは朝鮮半島における航空機の強制移送事件として極めて重大な事案であり、地域の緊張を一層高める可能性がある。今後の交渉の行方が注目される。
— RekisyNews 国際面 【1958年】
