【モスクワ 2月14日】
本日、ソ連共産党第20回大会がクレムリンで開会した。各共和国および海外共産党代表らが出席し、国家建設の成果と今後の方針について討議が行われる見通しである。大会は今月末まで続く予定で、五カ年計画の進捗や農工業政策が主要議題となる。
会場となった大ホールでは、代表団が整然と着席し、議長団の紹介ののち開会が宣言された。演壇では現指導部の下で達成された工業生産の拡大や社会主義体制の強化が強調され、国民生活の向上を掲げる発言が相次いだ。
最終日には、第一書記ニキータ・フルシチョフが党の過去の指導体制について言及し、ヨシフ・スターリン時代の個人崇拝や粛清に対する批判を行う演説を実施したと伝えられる。この演説は非公開の場でなされたが、出席者の間に少なからぬ衝撃を与えたという。
大会は引き続き各分科会での討議に入る見込みで、今回の議論が今後の党運営や国際共産主義運動にどのような影響を及ぼすか注目される。
— RekisyNews 国際面 【1956年】
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