【東京 2月13日】
東京地検特捜部は本日、未公開株譲渡を巡る一連の疑惑に関連し、株式会社リクルート前会長の江副浩正容疑者ら4人を贈賄などの容疑で逮捕した。政財界に広がった未公開株譲渡問題は、ついに刑事責任の追及へと踏み込む事態となった。
捜査当局によると、同社は関連会社の未公開株を政官界の有力者らに譲渡し、上場後の値上がり益を得させた疑いが持たれている。特捜部は、こうした株式譲渡が職務に関連した便宜供与の見返りであった可能性があるとみて慎重に捜査を進めてきた。
本件は昨年来、政界の有力者の関与が次々と明らかとなり、内閣閣僚や与野党幹部の辞任が相次ぐなど、政局を大きく揺るがしている。今回の逮捕により、事件は新たな局面を迎えた。
特捜部は資金の流れや関係者間のやり取りを精査し、全容解明を目指す構えである。国民の政治不信が高まる中、今後の捜査の行方が注目される。
— RekisyNews 社会面 【1989年】
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