【南極海上 2月13日】
南極観測船「宗谷」の乗組員が本日未明、航行中の海域で巨大な未確認生物を目撃したと報告した。目撃は流氷帯付近で行われ、暗い海面から一瞬、巨大な影が姿を現したという。
乗組員の証言によれば、体長は数十メートルに及ぶように見え、背部には突起状の影が連なっていたとされる。船内では一部で冗談交じりに「南極ゴジラ」と呼ばれているが、観測隊は現時点で生物の正体は不明であり、確認には至っていないと強調している。
当時の気象は曇天で視界は必ずしも良好ではなく、海面のうねりや流氷の影が錯覚を生んだ可能性も指摘されている。一方で、乗組員複数が同時に目撃していることから、記録は航海日誌にも残された。
南極周辺では未知の生物に関する伝承や噂がこれまでも語られてきたが、科学的裏付けはない。観測隊は引き続き周辺海域の観測を続ける方針であり、極地の海に潜む“影”の正体は依然として謎に包まれている。
— RekisyNews 社会面 【1958年】
