【リスボン 2月12日】
本日、ポルトガル王国の命を受けた航海者 ヴァスコ・ダ・ガマ が、インドを目指す第二次航海のため首都リスボンを出航した。前回の航海でアフリカ南端を回りインド航路を切り開いた功績を受け、今回はより大規模な船団が編成され、東方貿易の確立と王国の威信をかけた遠征となる。
港には王侯貴族や商人、家族を見送る市民が集まり、船団の帆が風を受けると祈りと歓声が交錯した。今回の航海は交易のみならず、現地での交渉力を高める意図も含まれており、武装を整えた船も含まれている。香辛料をはじめとする東方産品の安定的な獲得は、王国の財政と国際的地位を大きく左右するとみられている。
前回の航海では、未知の海域や異文化との接触が困難を極めたが、その経験は今回の航海計画に活かされているという。航路の把握、補給地の選定、現地支配者への対応など、より周到な準備が進められた。
この遠征の成否は、ポルトガルが海を通じて東方世界と結ぶ新たな秩序を築けるかどうかを左右する重要な試金石となる。船団が大西洋へと姿を消す中、王国と市民の期待は大きく膨らんでいる。
— RekisyNews 国際面 【1502年】
アイキャッチ画像 Sailko – 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=61575307による
