ハワイ沖で実習船えひめ丸沈没 米原潜と衝突、9人行方不明

【ハワイ沖 2月9日】

米国ハワイ州オアフ島南方沖の太平洋上で本日、愛媛県立宇和島水産高等学校の実習船「えひめ丸」が、米海軍の原子力潜水艦と衝突し沈没する重大事故が発生した。船には生徒や教員、乗組員らが乗船しており、この事故で9人の行方が分からなくなっている。事故は現地時間の2月9日に起き、日本時間では翌日に当たる。

関係者の説明によると、えひめ丸は航海実習の一環としてハワイ近海を航行中だった。そこへ、浮上してきた米海軍の原子力潜水艦が接触し、船体は大きく損傷。衝突後、えひめ丸は急速に傾き、短時間のうちに海中へ沈んだという。周囲にいた船舶や米側の救助部隊により救助活動が行われたが、全員の安否確認には至っていない。

救助された生存者の一人は、「突然大きな衝撃があり、何が起きたのか分からなかった」と当時の混乱した状況を語っている。現場周辺では、米海軍および関係当局が捜索を続け、行方不明者の発見に全力を挙げている。

日本政府は在ホノルルの関係機関を通じて情報収集を進めるとともに、米側に対し事故の詳細な説明と原因究明を求めた。海上での安全確保を巡り、訓練中の軍艦と民間船舶の接触という事態に、国内外で衝撃と不安が広がっている。

— RekisyNews 社会面 【2001年】

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