【エディンバラ 2月5日】
スコットランド議会は本日、現在フランスに滞在しているチャールズ王子をスコットランド王、ならびにイングランド王として推戴するとの声明を発した。これは、昨年ロンドンで行われた国王処刑と、その後に成立した共和政的体制に対する明確な異議表明であり、ブリテン諸島の政情に新たな緊張をもたらしている。
議会は声明の中で、国王の処刑は正統な手続きを欠いたものであり、王権の断絶は認められないとの立場を強調した。特に長老派を中心とする議員らは、宗教と王権の均衡が崩れた現状を深刻に受け止め、正統な王位継承者を立てることこそ秩序回復の第一歩であると主張している。
一方、推戴されたチャールズ王子は現在、フランス王国の庇護下にあり、即座にスコットランドへ戻るかは不透明だ。王子側近からは、即位には宗教政策や議会権限をめぐる条件交渉が不可欠との見方も示されている。
ロンドンを拠点とする現政権は、この動きを反逆的行為と見なす可能性が高く、両地域の対立が武力衝突へ発展する懸念も否定できない。王なき統治を巡る混乱は、なお終息の兆しを見せていない。
— RekisyNews 国際面 【1649年】
