源義朝敗走、平清盛の完全勝利

【京都 2月5日】

昨年末より都を揺るがしてきた平治の乱は、本日をもって事実上の終結を迎えた。源義朝ら反平清盛勢力は相次いで敗走・処断され、朝廷周辺の武力衝突は沈静化した。都では兵の姿が減り、緊張に包まれていた市中にもようやく日常が戻りつつある。

乱の発端は、院政下で続く政権争いにあった。後白河上皇の近臣を巡る対立が武力衝突へと転じ、源氏と平氏が都で刃を交えた。だが戦況は次第に平清盛率いる平氏が主導権を握り、六波羅方面を拠点に反撃を展開。源義朝は東国への退却を図ったものの、道中で捕らえられ、その勢力は壊滅した。

本日までに、反乱に連座した有力者の処罰や流罪が進められ、平氏の軍事的・政治的優位が明確となった。朝廷内では今後の政務再建と治安回復が急務とされ、清盛の動向に注目が集まっている。一方、源氏の遺児らの処遇については議論が続いており、将来の政局に影を落とす火種が残るとの声もある。

都人の一人は「戦火で荒れた町が静まり、安堵している」と語る。乱後の処理が円滑に進むかどうかが、今後の都の安寧を左右しそうだ。

— RekisyNews 政治面 【1160年】

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