【ニューヨーク 2月4日】
独立を果たした北米十三州による新国家・合衆国において、本日、選挙人団による投票の結果、ジョージ・ワシントンが初代大統領に選出された。全選挙人の支持を集める形での選出となり、国内外に向けて新政府の安定を印象づける結果となった。
ワシントンは独立戦争において総司令官として大陸軍を率い、長期にわたる戦いを勝利へ導いた人物である。戦後は権力の集中を避ける姿勢を一貫して示してきたが、今回の選出は、国家の象徴としての信頼と期待が極めて高いことを示すものと受け止められている。
新憲法の発効により誕生した合衆国政府は、行政の長として大統領職を新設し、その初の担い手を慎重に選ぶ必要があった。州間の利害や政治思想の違いが残る中、特定派閥に属さないワシントンの存在は、国をまとめるための最良の選択と考えられていた。
市中では、選出の報を受けて祝砲が鳴らされ、人々は新たな時代の始まりを語り合っている。一方で、財政制度や外交方針など、未解決の課題も多く、初代大統領の手腕が早くも注目されている。
— RekisyNews 政治面 【1789年】
