中国で「四人組」裁判に判決、文化大革命の責任を断罪

江青「紅色女皇」

【北京 1月25日】

中国で長く注目を集めていた、文化大革命の責任者とされる「四人組」に対する裁判で、本日、判決が言い渡された。被告の中心人物である江青(毛沢東の夫人)と張春橋(元副首相・元政治局員)に対し、人民法院は死刑判決を宣告した。

この裁判は、1976年の毛沢東死去直後に失脚・逮捕された四人組の政治的・刑事的責任を明確にするものであり、文化大革命期(1966〜76年)の混乱と多数の犠牲について、国家として初めて公式に総括する性格を持つ。判決では、四人組が権力を乱用し、党・国家機構を破壊、多数の幹部や市民を迫害した点が重く認定された。

一方、同時に言い渡された判決文では、死刑には執行猶予が付され、今後の態度次第では刑の減免もあり得るとされた。実際に、1983年の同日に両名の刑は無期懲役へと減刑される見通しであることが関係者から示唆されている。

この裁判と判決は、鄧小平指導部の下で進められてきた「改革開放」路線と軌を一にし、過去の極端なイデオロギー闘争からの決別を内外に示すものと受け止められている。中国国内では、長年沈黙を強いられてきた被害者や遺族から、一定の区切りを評価する声が上がる一方、判決の妥当性や責任の範囲を巡る議論も残された。

文化大革命という激動の時代に、司法の形で一つの結論が示されたこの日は、中国現代史における重要な転換点として記録されることになりそうだ。

— RekisyNews 国際面 【1981年】

アイキャッチ画像 不明 – [1] Dutch National Archives, The Hague, Fotocollectie Algemeen Nederlands Persbureau (ANEFO), 1945-1989 bekijk toegang 2.24.01.04 Bestanddeelnummer 928-8390, CC BY-SA 3.0 nl, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37133170による

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