【ワシントン 1月20日】
本日、アメリカ合衆国の首都ワシントンにおいて、民主党の若手政治家 ジョン・F・ケネディ が第35代大統領に就任した。43歳での就任は同国史上最年少であり、国内外から大きな注目を集めている。就任式は連邦議会議事堂前で厳かに行われ、冬空の下、多くの市民と各国要人が見守った。
就任演説でケネディ大統領は、「国家が国民のために何をしてくれるかではなく、国民が国家のために何ができるかを問うべきだ」と呼びかけ、自由と責任を重んじる姿勢を強調した。また、冷戦下における国際情勢を踏まえ、同盟国との連帯と平和の追求を掲げ、核兵器時代における人類の存続を最大の課題と位置づけた。
新政権は、公民権問題への対応、経済成長の促進、宇宙開発の推進など、多くの課題を抱えて発足する。特に人種差別の解消を巡る姿勢は、国内の改革派から期待を集める一方、保守層の反発も予想されている。
若さと行動力を武器に登場した新大統領が、分断と緊張の時代にどのような指導力を発揮するのか。ケネディ政権の船出は、アメリカのみならず世界の行方を左右する重要な転換点となりそうだ。
— RekisyNews 政治面 【1961年】
