【太平洋上 1月18日】
英国の探検家ジェームズ・クック率いる探検艦隊が本日、北太平洋航海の途上で一群の島々に到達し、ヨーロッパ人として初めてハワイ諸島を確認した。艦隊は島影を視認後、慎重に沿岸を航行し、その存在と位置を測量したという。
クックはこれらの島々を、当時の英国海軍大臣にちなみ「サンドウィッチ諸島」と名付けた。島々は温暖な気候と豊かな植生に恵まれ、沿岸には人の居住を示す痕跡も見られたとされる。住民との直接的な接触は限定的であったが、独自の文化と社会を有する人々が暮らしていることが確認された。
今回の到達は、クックの第三回航海における重要な成果であり、北太平洋の地理認識を大きく前進させるものとなった。これまでヨーロッパの地図には存在しなかった島嶼群が明確に記録され、太平洋航路の理解が一段と深まることになる。学界や海運関係者の間では、将来的な補給地や交易の可能性にも注目が集まっている。
この発見は、太平洋世界とヨーロッパ世界を結びつける新たな接点となり、今後の探検・交流の在り方に大きな影響を及ぼすとみられる。
— RekisyNews 国際面 【1778年】
