【ペラヤースラウ 1月18日】
本日、ウクライナの地ペラヤースラウにおいて、コサックの代表者らが集うペラヤースラウ会議が開かれ、同地はロシアの保護下に入ることを受け入れる決定がなされた。長く続いた対ポーランド闘争の最中、コサック側は外部の強力な後ろ盾を求め、ロシア皇帝への忠誠を表明する道を選んだ。
会議を主導したのは、コサック国家の指導者であるボフダン・フメリニツキーである。彼は、ポーランド=リトアニア共和国との抗争が激化する中で、軍事的・宗教的な結びつきを重視し、正教を奉じるロシアとの連携を強く訴えた。これを受け、参加者らはロシア皇帝アレクセイ・ミハイロヴィチへの忠誠宣誓に同意した。
この決定により、ウクライナは名目上、自治を保ちながらもロシアの庇護を受ける立場となる。一方で、会議の取り決めは文書化の範囲や解釈をめぐって曖昧さを残しており、今後の実施をめぐる摩擦が懸念されている。事実、ポーランド側との関係はさらに悪化し、東欧一帯の緊張は新たな段階に入ったとの見方が強い。
この日の決定は、ウクライナの政治的帰趨を大きく転換させる分水嶺となり、以後のロシアと周辺諸国の関係に長期的な影響を及ぼすことになるとみられる。
— RekisyNews 国際面 【1654年】
