大坂冬の陣、和議成立――徳川・豊臣、ひとまず矛を収める

【大坂 1月18日】

昨年より続いていた大坂冬の陣をめぐり、本日、徳川方と豊臣方の間で和議が成立した。両軍は長期戦による消耗を避ける思惑が一致し、交渉は幕府方の主導で進められた。これにより、激戦が続いた大坂城周辺では戦闘が停止され、城下には久方ぶりの静けさが戻っている。

和議の条件として、大坂城の外堀・内堀を埋め立て、城の防御力を大きく削ぐことが取り決められた。徳川方は、これをもって豊臣氏の軍事的脅威を除く狙いとみられる。一方、豊臣方は城と家名の存続を優先し、条件を受け入れた形となった。

しかし、堀の埋め立ては事実上の武装解除に等しく、城の安全は著しく損なわれる。城内では不安の声も上がり、和議は恒久の和平ではなく、次なる衝突への猶予に過ぎないとの見方が広がっている。徳川政権の権威を全国に示す一方、豊臣家の行く末はなお不透明であり、情勢は予断を許さない。

— RekisyNews 戦国面 【1615年】

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