三機の宇宙船が軌道上で結合、人類初の同時ドッキング達成

【地球周回軌道 1月11日】

ソ連の宇宙開発計画「ソユーズ計画」において本日、宇宙船「ソユーズ26号」「ソユーズ27号」が、軌道科学ステーション「サリュート6号」と相次いで結合し、史上初となる三つの宇宙船による同時ドッキングが成功裏に行われた。有人宇宙活動の歴史に新たな一頁が刻まれた形である。

今回の飛行では、先行して滞在していたソユーズ26号の乗員に、後発のソユーズ27号の乗員が合流。軌道上には一時、三機の宇宙機と複数の宇宙飛行士が同時に存在する状態が実現した。これは、将来の長期滞在型宇宙ステーション運用や、物資・人員の柔軟な交代を想定した重要な技術実証と位置付けられている。

サリュート6号は、従来型と異なり前後に二つのドッキング機構を備えた新世代の宇宙ステーションであり、今回の成果はその設計思想の正当性を実証したものといえる。これにより、宇宙空間での継続的な科学実験や、長期滞在体制の構築が現実味を帯びてきた。

ソ連は有人宇宙開発分野で着実に成果を積み重ねており、今回の三機同時ドッキング成功は、宇宙ステーション時代の本格的到来を強く印象づける出来事となった。

— RekisyNews 科学面 【1978年】

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次