英空軍、新型重爆撃機「ランカスター」初飛行 戦略爆撃の主力に期待

飛行するランカスター

【マンチェスター 1月9日】

大戦下にある本日、イギリス空軍向けに開発が進められてきた新型四発重爆撃機「アブロ・ランカスター」が、試験飛行場において初飛行に成功した。開発を担当するアブロ社は、同機を長距離・大搭載量を兼ね備えた次世代の主力爆撃機として位置づけており、空軍関係者の注目を集めている。

ランカスターは、既存機の運用経験を踏まえ設計が大きく見直され、航続距離の延伸と爆弾搭載量の増強が図られている。四基のエンジンを備えることで、高高度での安定飛行と長時間任務を可能にし、ドイツ本土への戦略爆撃を想定した性能が重視されたという。初飛行では操縦性や機体の安定性に大きな問題は見られず、試験は概ね順調に進んだと伝えられている。

イギリス本土はこれまで空襲の脅威にさらされてきたが、航空戦力の再建と反攻能力の強化は急務となっている。軍関係筋は、今回の初飛行を空軍爆撃力の質的転換点と位置づけ、量産化と実戦配備への期待を示している。

今後は追加の試験飛行を重ね、装備や搭載兵装の調整を行ったうえで、前線投入が検討される見通しである。

— RekisyNews 軍事面 【1941年】

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