【ケープカナベラル 1月7日】
米海軍は本日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)として開発中の「ポラリス」について、フロリダ州ケープカナベラルの陸上発射施設から試験発射を行い、所期の飛翔を確認したと発表した。
核時代の抑止力を海上に移す構想の中核をなす計画であり、潜水艦からの運用を見据えた射程・誘導・信頼性の検証が段階的に進められている。
同海軍当局は、今回の発射は地上の発射台から行われた試験で、直ちに潜水艦による水中発射を意味するものではない、と説明した。潜水艦からの発射は別途準備が進められており、海中からの発射成功が得られれば、長期潜航中の艦から遠方目標へ打撃を与え得る体制が現実味を帯びる。
各国が兵器体系の高度化を急ぐ中、同計画は今後の海上戦略の行方を占う試金石として注視される。
— RekisyNews 国際面 【1960年】
