【パリ 1月5日】
内乱の緊張が高まる中、ルイ14世は本日、側近とともにパリを脱出した。同日、王権の名の下、三十年戦争で名を馳せたコンデ親王に対し指令が発せられ、パリ市の包囲が開始された。
宮廷関係者によれば、都では反王権の動きが活発化し、治安の不安定化が顕著となっていた。国王の離脱は安全確保を優先した措置とされ、王権の威信を保ちながら事態の収拾を図る狙いがある。包囲の指揮を託されたコンデ親王は、迅速な展開で要路を押さえ、市内への圧力を強めているという。
包囲開始により、食糧や物資の流通は滞り始め、市民生活への影響が懸念される。市内では緊張が高まり、王権と都市の対峙が鮮明になった。識者は、軍事的圧力によって交渉を有利に進める意図がある一方、長期化すれば反発が拡大する恐れもあると指摘する。
年初早々に動いたこの一連の措置は、王権の主導権回復を賭けた重大局面と受け止められている。包囲が事態打開の決め手となるのか、あるいは新たな混乱を招くのか、情勢の推移が注視される。
— RekisyNews 政治・軍事面 【1649年】
