聖飢魔II、世紀末に幕 公約通り解散、最後のミサ

聖飢魔II

【東京 12月31日】

ロックバンド聖飢魔IIが本日、デビュー当時から掲げてきた公約どおり解散した。年の瀬の夜、東京ベイNKホールで行われた「ラストミサ」には多くの信徒(ファン)が集い、独特の世界観と重厚な音楽で築かれた活動に別れを告げた。

会場では、荘厳な演出のもとで代表曲が次々と披露され、観客の合唱と拳が一体となった。悪魔的な設定と卓越した演奏力を融合させた舞台は、終始緊張感と高揚に満ち、長年貫かれてきた“公約の履行”を体現する瞬間となった。メンバーは最後まで役割を崩さず、演奏と所作で締めくくった。

聖飢魔IIは、音楽性のみならず、徹底した設定と表現でロックの可能性を広げ、世代を超えて支持を集めてきた。解散の発表は以前から示されていたとはいえ、実際のその時を迎え、一つの時代が終わるとの感慨が会場に広がった。

終演後、信徒たちは余韻を抱えながら夜の会場を後にした。約束を守って去るという選択が残した印象は強く、世紀末の大晦日に行われた最後のミサは、記憶に刻まれる出来事となった。

— RekisyNews 文化面 【1999年】

アイキャッチ画像 Esby (talk) 21:11, 22 July 2010 (UTC) – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10977571による

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