紅白、視聴率の頂点に 第14回で81.4%記録

第14回NHK紅白歌合戦 会場の東京宝塚劇場

【東京 12月31日】

大みそか恒例のNHK紅白歌合戦が本日放送され、第14回となる今回は視聴率81.4%という記録的な数字を残した。年末のひととき、全国の家庭が受信機の前に集い、歌声とともに一年を締めくくる光景が広がった。

番組は紅組・白組に分かれた歌手陣が次々と登場し、当代を代表する楽曲が披露された。進行のテンポや選曲の工夫が功を奏し、世代を超えて楽しめる内容となった。主催する日本放送協会によれば、放送中は都市部から地方まで高い視聴率が続き、国民的行事としての存在感が改めて示されたという。

会場では観客の拍手と声援が重なり、出演者の熱演が放送を通じて家庭にも伝わった。街では「紅白を見て年を越す」という声が多く聞かれ、大晦日の過ごし方が番組を軸に定着している様子がうかがえる。視聴者からは「家族で同じ番組を見られる貴重な時間」との反応も寄せられた。

この日の高視聴率は、テレビが生活に深く浸透した時代を象徴する出来事と受け止められている。歌とともに一年を締めくくる形式が、今後も年末の定番として続いていくのか、その行方に注目が集まる。

— RekisyNews 文化面 【1963年】

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