【オハイオ州シンシナティ 11月1日】
本日、米国オハイオ州にて新たな業界誌『ビルボード・アドバタイジング(The Billboard Advertising)』が創刊された。発行人はウィリアム・H・ドナルドソン氏で、屋外広告業界や巡業見世物、サーカス、見世物小屋といった興行・娯楽産業の情報を取り扱う専門誌として出発した。
創刊号では、看板広告(ビルボード)を中心とした広告手法の最新動向や、巡業公演のスケジュールや実務的課題などが紹介されており、広告主・興行主・メディア関係者などを主な読者層として想定しているという。
編集部によると、今後は米国内外の娯楽関連ニュースや興行情報の網羅を進める方針で、特に急速に拡大するアミューズメント産業の情報ハブとしての役割を担っていくことが期待されている。
地元紙では、「娯楽と広告の交差点に誕生した野心的な一冊」と紹介されており、成長著しい広告業界のなかでどのような影響力を持っていくのか、今後の展開が注目される。
— RekisyNews メディア面 【1894年】
