【ハリウッド 9月5日】
ウォルト・ディズニーとアブ・アイワークスが手掛けるアニメーションスタジオ「ディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオ」による新作短編アニメ『Trolley Troubles(トロリー・トラブルズ)』が本日、全米各地の劇場で上映を開始した。
本作は、ウサギのキャラクター「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット(幸運ウサギのオズワルド)」が主人公で、ユーモラスな電車運転のドタバタ劇を描く。滑らかな動きと表情豊かなキャラクター演出により、公開初日から子どもたちの笑い声が劇場に響き渡った。
『Trolley Troubles』は、今年初めに試験的に制作された『Poor Papa(ポア・パパ)』に続く正式な公開作品で、ユニバーサル・ピクチャーズが配給。すでに次作の制作も決定しており、「オズワルド」シリーズとして定期的な公開が予定されている。
ディズニー氏は「動物のキャラクターを通して、誰もが笑える物語を届けたい」と語り、アニメーションの可能性を広げる意気込みを見せた。オズワルドの人気が今後どこまで広がるか、映画界から注目が集まっている。
— RekisyNews 文化面 【1927年】