【千葉 1月16日】
英国の著名な音楽家で、元ビートルズのメンバーとして世界的な名声を持つ ポール・マッカートニー が本日、来日直後の成田空港で大麻を所持していたとして、警視庁により麻薬取締法違反の容疑で逮捕された。マッカートニー氏は音楽活動のために日本を訪れたとみられるが、入国手続きの際、所持品検査で乾燥大麻が発見されたという。
関係者によれば、同氏は取り調べに対し、所持していた事実を概ね認めているとされる。日本では大麻に対する規制が極めて厳しく、著名人であっても例外なく法が適用される姿勢が改めて示された形だ。今回の逮捕により、予定されていた滞在や音楽関連の活動はすべて中止となり、国外の音楽関係者やファンの間にも衝撃が広がっている。
ビートルズ解散後も精力的に創作を続け、世界的評価を維持してきたマッカートニー氏の突然の拘束は、文化交流の場における法意識の違いを浮き彫りにした。警視庁は今後、詳しい経緯を調べたうえで処分を決定するとしており、その成り行きが注目される。
— RekisyNews 社会面 【1980年】
