英パンクの象徴に幕 ジョニー・ロットン脱退、セックス・ピストルズ事実上解散

セックス・ピストルズ

【サンフランシスコ 1月14日】

英ロック界に激震が走った。過激な言動と反体制的な音楽で知られるパンク・ロックバンド セックス・ピストルズ のボーカル、ジョニー・ロットン が、本日をもってバンドを脱退したことが明らかになった。これにより、同バンドは事実上の解散状態に入ったとみられている。

ロットンは、米国ツアー最終公演後に「これまで一度でも、騙されていると感じたことはないか」と観客に問いかけ、そのまま舞台を去った。この発言は、商業主義への反発やマネジメントとの深刻な対立を示唆するものとして受け止められている。ツアー中は内部不和や疲弊が報じられており、今回の決断は突発的というより必然との見方が強い。

1977年のデビュー以来、同バンドは社会規範を挑発する歌詞と荒々しいサウンドで若者文化を席巻し、英パンク・ムーブメントの象徴的存在となった。その中心人物であったロットンの離脱は、一時代の終焉を告げる出来事として、音楽界に大きな余波を広げている。

— RekisyNews 文化面 【1978年】

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