【東京 1月10日】
作曲家で歌手の平尾昌晃が、歌手の畑中葉子とのデュエット曲「カナダからの手紙」を本日リリースした。異国カナダを舞台に、離れて暮らす男女が交わす手紙をモチーフとした作品で、発売前から注目を集めていた。
楽曲は、穏やかなメロディーに乗せて男女それぞれの想いが交互に歌われる構成となっており、遠距離恋愛の切なさと温もりを同時に描き出す点が特徴である。平尾の落ち着いた歌声と、畑中の透明感ある歌唱が重なり合い、情景を鮮やかに浮かび上がらせている。
制作関係者によれば、本作は歌謡曲に海外情緒を取り入れる試みとして位置づけられており、従来の男女デュエット曲とは一線を画す仕上がりを目指したという。歌詞に繰り返し登場する「手紙」という媒体は、距離と時間を越えて心を結ぶ象徴として用いられている。
発売直後からラジオを中心に反響が広がっており、新たなデュエット歌謡の代表作となる可能性も指摘されている。今後のチャート動向と、両者の共演活動に注目が集まりそうだ。
— RekisyNews 芸能面 【1978年】
