【東京 1月7日】
本日、フジテレビ系にてテレビアニメ ちびまる子ちゃん の放送が始まった。原作は、静岡県清水市(現・静岡市清水区)を舞台に、少女「まる子」と家族、友人たちの日常を温かい視点で描いた同名漫画で、作者は漫画家のさくらももこ氏である。
初回放送では、まる子の何気ない学校生活や家庭での出来事が描かれ、笑いと共感を誘う内容となった。特別な事件ではなく、日常の小さな出来事を丁寧に切り取る構成が特徴で、子どもから大人まで幅広い世代に親しみやすい作風が印象づけられた。
また、独特の語り口や登場人物の個性、昭和の生活感を色濃く残した描写も注目を集めている。アニメーションは派手さを抑えつつも、表情や間合いによって物語の面白さを引き立て、原作の空気感を忠実に再現した。
制作関係者は「家族で安心して見られる作品を目指した」としており、放送開始初日から視聴者の反応は上々だ。日本の家庭風景を描く新たな定番アニメとして、今後の継続放送と人気の広がりが期待される。
— RekisyNews 文化面 【1990年】
