名作ミュージカルに幕 「アニー」ブロードウェイ公演が終演

【ニューヨーク 1月2日】

ブロードウェイを代表するミュージカル、アニーのオリジナル版公演が本日、全2377回に及ぶロングランを経て終演した。明るい主題歌と心温まる物語で親しまれてきた作品が舞台を去り、劇場街には感慨と惜別の空気が漂っている。

「アニー」は孤児院で育つ少女の前向きな姿を描き、初演以来、家族愛や希望を主題とした物語で幅広い世代の支持を集めてきた。軽快な楽曲と分かりやすい構成は、観劇初心者にも親しみやすく、ブロードウェイの大衆性を象徴する作品として定着した。

終演を迎えた劇場では、出演者とスタッフが長年の歩みを振り返り、満員の客席からは惜しみない拍手が送られた。関係者は「一つの時代を共にした」と語り、作品が育てた俳優や観客の記憶の大きさを強調している。批評家の間でも、商業的成功と芸術的達成を両立させた点が高く評価されている。

長期公演の終了は一つの節目ではあるが、作品そのものの生命は尽きていない。再演や各地での上演を通じて受け継がれる物語として、「アニー」は今後も舞台芸術の中で生き続けるとみられる。

— RekisyNews 文化面 【1983年】

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