【ロンドン 12月31日】
本日、女王の勅許を受け、アジアとの通商を目的とする新たな会社、イギリス東インド会社が正式に設立された。香辛料をはじめとする東方産品の交易を担う組織として、王国の商業政策において重要な役割を果たすことが期待されている。
新会社は、ロンドンの有力商人らによって組織され、インド洋方面への航海と貿易に関する独占的な権利を付与された。これにより、従来は個別に行われてきた遠隔地交易が、組織的かつ継続的に進められる見通しとなった。関係者は、長距離航海に伴う危険や資金負担を分散し、安定した利益を確保する狙いがあると語っている。
市中では、香辛料貿易の拡大が物価や雇用に与える影響に関心が集まっている。一方で、遠方での競争や現地勢力との関係を懸念する声もあり、新会社がどこまで通商路を切り開けるかは未知数だ。王室と議会の支援を背景に、航海の準備はすでに進められているという。
年の終わりに誕生したこの会社は、イギリスの海外進出にとって大きな一歩となる。商業活動が王国の力をどこまで広げるのか、新会社の行方が注目される。
— RekisyNews 国際面 【1600年】
